小林製作所は、陽圧化によるクリーンな環境の下でものづくりをしています。
通常、真空成形でプラスチック製品を製造しているほとんどの会社では、工場内の熱気やニオイを換気扇で外に排出しています。この状態だと工場内の気圧が下がり、空気は気圧の高い方から低い方へ入り込むため、出入口はもちろん、建物のわずかなスキマからムシやホコリが簡単に入り込んでしまいます。
小林製作所では、工場内の空気を換気扇で排出するのではなく、供給装置を使用することで外気を強制的に工場内へ供給し、常に外気より気圧を高く保ち(陽圧し)、外気が入り込みにくい作業環境を作っています。